INTERVIEW
資源循環の輪を、もっと広げたい
UBC仕入営業課
主任 武藤 義弘

ー普段のお仕事内容を教えてください。

UBC(飲み終わった空き缶)の仕入れ調達を担当しています。顧客の所在地がインターチェンジの近くや郊外にあるケースが多いです。そのため、車移動が基本になり、出張の頻度も高いです。顧客とは、日々変わるアルミやスクラップに関わる情報交換や、時にはプライベートの話も交えながら、信頼関係の構築に努めています。

空き缶といえども、最低購入ロットが大型トラック1台分、重さ10トンくらいとなりますので、1回の取引が時には300万円以上になります。大口の取引となると、数千万円になるときもあります。しかも契約書ベースで、取引を進めるのでなく、口頭や電話口で単価を合意、取り決めする時がほとんどなので大変重要であり、一瞬の気の緩みが命取りになります。

ー仕事のやりがいを教えてください

基本的に車での移動がメインとなり、移動に無駄がないように、どちらのお客様を周るかの計画を立てます。だいたい、1週間の内に2回程(2泊3日等)出張になります。日々忙しく動き回っているが、多くの人に会えて、主に担当している西日本エリアの美しい景色を見て、地方の美味しいものを食べられる事は仕事のモチベーションにもつながっています。

自分は、じっとしていられないのでこれくらい動くほうが性に合っています。1年で2万キロくらい運転します。

ー今後手がけたいことはありますか

今後、販売先の顧客と合弁事業による新工場の設立に向けて、より多くのUBC仕入、そして安定した数量、品質が求められているので、気合をいれていきたいです。確実な仕入れ調達を手がけていくことが最優先事項の様に思います。

ー会社の理想像(こんな会社にしたい、こんな会社でありたい等)

飲み終わったアルミ缶を手にしたら誰もが「山一金属」って頭に思い浮かべる、そんな企業になりたいと思います。

そのためには、日々の営業活動に加えて、企業としての認知度やリサイクル活動の啓蒙が必要になります。会社や他部署と協力して、地球にやさしい会社として知られれば冥利につきますね。